前から気になってた、グリルした肉を野菜と一緒に挟んだ、中近東、レヴァント地区のケバブ的な、シャワルマを作ってみました。中東でおかずを食べる時に一緒に食べる薄焼きパンで作ってみたかったんでした。すごくおいしくて、小食な私でも2つ食べてしまって、ついつい食が進む美味しさですぞ。
肉は、まさかの豚肉使用で、スミマセン…。本場では牛かラム、鶏肉です。中近東なので。シリアでは牛か鶏だそう。あと、本場でもそうらしいけど、炭火で焼くと、本格的な味だそう…。ムムム。炭火BBQの時に、シャワルマ食べたいですなーーー(笑)。パンでBBQも試してみたい…。タヒーニを使ったソースや、ヨーグルトソース、チリソースなどを具に添えて食べるそう。GWに、海外の料理など手作りしてみるのも、楽しくていいですよね♪。ギリシャでは、このグリル肉サンドのことを、ギロピタと言うそうです。あの辺りで好まれるグリル肉、サンドだそう。
クミンパウダーは、妹が中国土産にくれた、妹お気に入りのウイグル産のクミンパウダーを使用。これがフレッシュなせいか、すごく香りが高いよ。玉ねぎは、偶然数日前に、割引で30円で紫玉ねぎを買ったのがあったんでした。ラッキー。あと、このアルミ製トレイを、ようやく活用できて嬉しい…。こういう感じのスタイリングに使いたかった。とは言え、食事の時に中東地区で使われる金属の丸いトレイは、金持ちっぽい、豪華絢爛な彫刻入りの物が多いです(笑)。いつか欲しいねー。そうそう、南欧風の食器や、ラテン圏の小物は、中東スタイリングに使えますよ。あと、醤油の誘惑に負けて、だし醤油を下味に使ってしまいました…。飲み物は、さわやかな炭酸飲料などが合いますよ。ラテン系の意匠が好きなせいもあるけど、なぜか昔から、地中海風の、南欧風の食器や食卓スタイリングが大好きなのです。木の木陰で椅子とテーブルを並べて、野外の食事、みたいな風景が大好きで…。地中海沿岸って、今も紛争地区があったり、決して平和な地区ではないんですが…。以前から、エキサイトブログの青目海さんのポルトガルブログをずっと拝見してて、陽光の下の、パティオの野外食事みたいなスタイリングを見てて、すごく慣れ親しんだせいかもしれない。昭和なインテリアも大好きなんだけど、なぜか南欧風、地中海風のインテリアは大好き。
ーーそういえば、突然思い出したけども、昔、インテリア大好きだったころに、洋書で分厚い世界のインテリア写真集を、奮発して買ったときに、悩んで選んで買った2冊は、インド編とギリシア編の2冊でした(笑)。なんか、すごく私らしい気が…。あの頃から、好みが変わらないー。一体、なぜなんだろう…?。地中海のモチーフには、すごく惹かれます。シンプルで海辺の、南の要素がある意匠が良い気もする。かすかに、西欧の要素もあるし。逆にロココとか、ゴシックとか、ああいう重たい意匠は、苦手なんですよねー、昔から。色調が暗く、重いせいもあるけど。
インド雑貨は高校生くらいから今まで、ずーっと好きなので(特にインドの布など。高校・大学の頃は、インド雑貨店が大都市部にあって、よく通ってた。インド喫茶店にも。実は、高校生の頃、インド民族音楽も少し聞いてた)、アラブ、中東風デザインが好きと思ったことはないけれど、インド意匠の中にあるイスラム要素、中東要素の意匠で、アラブ、中東の意匠に、慣れ親しんだと、今にして思えば感じます…。以上、個人的メモです。
前置きが長ーくなりましたが、先日、今年出たシリア料理の本、アナス・アタッシの「スマック シリアからのレシピと物語」を図書館で借りたので、楽しみに読んでます。写真も盛り付けもとっても綺麗で…。彼の故郷である、内戦下にあるシリアの現状を思うと、辛く悲しいけれど、彼の書く、故郷へのノスタルジーを読んで、住んだことがないのに、私までシリアが懐かしく思われてきます…。この本を見てたら、前に玉村さんの食の新書にも書かれてた通り、やはり戸外で、ナスを焼く場所があるそうで、そこで匂いのする色んな食材を焼いたりするそうで。イベリア半島と似た感じがしますよね。
もう1冊、イカロス出版から出た、入門用のアラブ料理本も借りて、こちらもシリア周辺の料理が中心になっていて、そちらにもシャワルマが載ってますよ。その本や、この本を読んで、特に鶏肉のケバブの作り方を見ると、ヨーグルトとスパイスでマリネしてから、焼くところがーーやはり、インドのタンドリーチキンと地続きというか、親戚の料理だよなーと改めて思ったり…。インドカレーもそうだけど、すごく中近東料理の文化の影響が濃いのです…。それでいうと、ナンはともかく、チャパティとか、まさに中近東地区の平たいパンとつながってますよね。平たいパンは、各地にあるとは言え…。
アラブ系ではないけど、ペルシャ料理の本、サヘル・ローズさんが出さないかと、大期待中です…。ぜひぜひ。中近東料理に注目が集まる今、企画が出るのでは?と熱望してます。あと、明石書店から出た、地中海本に、レヴァント地区の住宅のパティオの役割などを説明した箇所があって、日本の住宅との違いを感じたし、イベリア半島やイタリアでも、中庭があって、そこが家族やゲストの憩いの場になるというスタイルと、共有されたスタイルであるのを、改めて感じました。中近東の住宅が、外はそっけないスタイルだけど、中庭に対して開かれていて、そこに噴水や果樹などの木々が植えてあって、憩いの場になり、開口部を沢山設けるのは、気候的なものも大きいとはいえ、やはり外敵からの防衛的な面が強いので(日本の民家は、外に対して、あまり閉じてないのですよね…。土壁民家の場合は、まだ外敵からの防衛的な側面が強いけど…)、中近東地区の歴史や文化を、改めて感じたり。
ちょうど、フーディストノートさんで、『「#大切な人に届けたい料理」で、日本のキッチンからトルコ・シリアへエールを!【復興支援企画】』が開催されてるので、シリア周辺地区の料理の、こちらで応募します。シリアやトルコの料理に関心を持つようになって、シリアやトルコは親しみを感じる地区です。そこで先日のような地震がおきて、現地での被害を知ると、本当につらくなります。一日も早く復興できますように。
#大切な人に届けたい料理

「#大切な人に届けたい料理」で、日本のキッチンからトルコ・シリアへエールを!【復興支援企画】【Heart Deliveryプロジェクト for トルコ・シリア】
ケバブといえば、私の中ではBBQと直結してて、私のBBQの原体験は、ブラジル系のイベントで福岡市の油山市民の森のBBQコーナーでシェラスコパーティーしてたことで、話が飛ぶけど、この油山市民の森が、4月27日にJR九州の再開発事業で民間経営に生まれ変わってます。なんと、キャンプ場はスノーピークの直営。これは気になりますねー。チーズ工房や農園などもできて、農業体験などもできるそうです。
薄焼きパンのレシピは、こちらで。ありがとうございました。中火で一気に焼くと、ふわふわな薄焼きパンに焼けて、美味しいですよ。
こちらのレシピも参考になります。ありがとうございました。
シャワルマは、グリルした肉の事で、パンに挟んだ状態じゃないそうで。でも、サンド自体のことも、ヨーロッパなどでは、シャワルマと呼ぶようになってきてるみたいです。つーか、今頃思ったけど、シェラスコの肉そぎサーブが先なのか、トルコのドネルケバブが先なのか、悩むところです…。ブラジルでも、ドネルケバブの屋台、見かけたよー。20年前に。当時は、日本でドネルケバブはまだ知られてなかった。初めてのドネルケバブ体験は、イタリア旅行のローマでした(笑)。アラブ系男性だらけが集う店もあったなー、ローマに。
正しいか否かわからないけど、こちらに妙に濃い説明があります(笑)。
チャパティを焼いて包んだら、ダメなの?、という思いも断ち切れず…。全粒粉でできてるのは違うけども。やっぱ、白い薄焼きパンで包みたいとは思う。チャパティは、業務スーパーでも売ってるけど、全粒粉粉があるので、今度家で作ってみよう♪。
[材料:1人分:薄焼きパン2枚分]
薄焼きパン 2枚
豚肩ロース肉 100g ※とんかつ用くらいの厚めの肉。
レタス 適量
玉ねぎ 少々 ※薄切りにする。紫玉ねぎを使用。
トマト 20g ※1センチ角位に切る。
オリーブ油 適量
刻みパセリ 少々
●肉の下味
レモン汁 小さじ1
オリーブ油 少々
ニンニクすりおろし 小さじ3/4
クミンパウダー 2つまみ
コリアンダーパウダー 2つまみ
パプリカパウダー 少々 ※辛いのが好きな方は粉唐辛子少々を加えてもOK。
だし醤油 小さじ1 ※無ければ、麺つゆ(2倍濃縮)小さじ1/2に。
塩 少々
粗挽き胡椒 少々
1、豚肩ロースは長さ5㎝×1㎝幅位に細長く切り、●肉の下味をまぶして、30分以上(できれば、一晩だそうな)冷蔵庫で寝かせておく。
2、レタスは芯をとって、ちょうどいい大きさにちぎる。トマトは1㎝角に、玉ねぎは薄切りにする。玉ねぎはオリーブ油少量と刻みパセリで和えておく。
3、オーブンを230度に熱し、スキレットまたはグラタン皿の底に油を塗って、1の豚肉を広げて、オーブンで8~10分焼いて、中まで火を通す。
※本当は炭火で焼いたり、オーブンで焼いたりするそう。フライパンで炒めてもいいけど、水っぽくなりがち…。
4、フライパンで薄切りパンの両面を軽く温めたら(フライパンを温めてからパンを載せて焼き、片面30秒前後)、その上にレタスを載せ、3の豚肉を載せ、玉ねぎとトマトを散らしたら、出来上がり。
※中東風の、ニンニク、ビネガー入りのタヒーニソース、ヨーグルト入りのソースなどをかけても美味しい。タコス風に、唐辛子系ソース(タバ〇コとか(笑))とか付けても、辛いの好きにはいいです。私は無くても良いと思うけど、テーブルコーディネートにタイのシラチャーソースを載せてます。ツッコミ有りそうですねー。
※巻いて食べるそうだけど、厚めのパンだと巻けないので、半分に折ってます。
※本場では、トマトは載せないみたいだけど、彩りのために家に有ったし、載せてみた。トマトは無くてもOK。載せても、美味しいです。
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