昨日カルディのポークビンダルーを食べたので、以前ポークビンダルーを調べた時のメモなどを…。インドのゴアのカレーで、ポルトガルから来た料理がインド料理とミックスされた、クレオール料理で、これは作らねばと、1年以上前に一度作ったんでした。カレー味、かつ酸っぱいという、面白い風味で美味しかったです。
この少し前から日本でも知られるようになったポークビンダルーの話は、さすがに色々と面白いのですー。英語wikiを見てて気づいたんだけど、このポルトガルからインドに伝わった料理であるポークビンダルーは、何とフィリピンのアドボと親戚の料理なのですよ。フィリピンのかつての宗主国はスペインだったので。スペインからフィリピンに伝わった似た料理(同じ料理?)が、フィリピンではアドボになり、醤油が加わる事になり、インドではインド風にスパイス煮こみのカレーになったみたいです。スペインとポルトガルは、料理文化が重なっていて、同じ料理も多いのです。
あと、何度も繰り返し書いてますが、中世のヨーロッパの貴族の料理は、バターなどコッテリ風味が好まれるようになる前は、砂糖と酢を使った酸っぱく甘い料理が流行ってたそうで…(同じ時期の中世の中東の料理は、肉などを砂糖、酢、スパイスを加えた味付けが流行ってたそうで。それがイベリアへ伝わった可能性もあるかもですね。それはまさに、ポークビンダルーと似てるかも…)。類推ですが、多分、そういう料理の1つがが、フィリピンやインドに伝わったのでしょう。日本に伝わった南蛮料理の一つ、南蛮漬けも、甘くて酸っぱい料理ですよねー。甘いというのは、多分、当時大変高価で庶民は使う事が出来なかった砂糖を使う事が、ステイタスだった点から甘くなったのだろうし、これも類推だけど、甘いだけだとあまり食事にはウっとくるので、酸味を足して甘くて酸っぱい味にしたのかと…。南蛮漬けのような揚げ物は、酸味を足した方が、体に良いし。
しかし、ポークビンダルなのか、ポークビンダルーなのか、どっちかよく分かりません。というか、日本語表記の問題だから、どっちでも良いけど(笑)。
オクシロモンの村上愛子さんのカレー本で、ポークビンダルーについて知ったけど、少し前に(2021年の3月?)、メシ通の記事を見て、あの料理は、ポルトガル由来のカレーだったのかと驚いて、SNSに「昨日の、ホットペッパーのメシ通の、ポルトガル料理対談を読んでたら、インドのポークビンダルは、ポルトガル料理の、ヴィーニャ・ダーリョスが伝わって出来たらしい」と書いてた。ポークビンダルは、ゴアの料理で、ゴアはポルトガル領だったので、ポルトガルの影響があっても、全く不思議では無いんですが。というか、村上愛子さんのその本にも、「ポルトガル領の流れを汲んでいるので、インド料理とポルトガル料理が融合したような不思議な味です」と書いてあった。
ポルトガル語の綴りは何だろう?、と思ったら、carne de vinha d'alhos。ダーリョスって単語が思いつかなかったら、前置詞と結合した読み方でした。alhosはニンニクの事で、ニンニク入りのワインに肉を漬けて調理したみたいな感じ。
で、Vinhoはワインの事で、Vinhaは、その女性形で、単語の性別が違うと意味が異なる事があるんだけど、日本語の辞書の、Vinhaの意味が、ブドウ園とかブドウの木とかで、しっくり来ないので、他のヴィネガーとかワインの意味はないの?、と思って必死に検索し始めたんでした。carne de vinha d'alhosの英語wikiを見つけて読んでたら、Adoboという言葉が出てきてて、そこで、フィリピンのアドボと、ポークビンダルーは、多分、親戚みたいな料理だな、と気付いたという…。びっくりでしたー!。
インドのポークビンダルーは、インドなのでスパイスたっぷりで、カレー仕様になってますが、酢に肉を漬けてから煮込む、と言う、料理法が、ポークビンダルーとアドボが似てるので。しかも、フィリピンはスペインが元宗主国なので。やはり、アドボは、スペインから伝わった、スペイン料理から出来た料理で、酢とニンニクに漬けた肉をスパイスなどで煮るという形だそうで、という事で、フィリピンのアドボと、インドはゴアのポークビンダルーは、親戚の料理みたいです。そう言えば、何となくポークビンダルーに既視感感じてたんですよねー。さっき書いたように、Adoboの単語をwikiの解説で見つけて(carne de vinha d'alhosの調理について、Adoboの要領で作る料理、みたいに書いてあった)、閃いたんでした。
雑誌「料理通信」のカレー特集を読んだら、ポークビンダルーの特集が載ってました。で、東京の有名ポルトガル料理店、クリスチアーノが、このポークビンダルーのお店を出されたそうで、びっくり。「副大統領」というお名前。ポークビンダルーは、インドのゴアのカレーなので、米国のゴア「副大統領」から取ったとネットで見ました…(笑)。
メシ通で、ポルトガル料理の本を何冊も出されてる(←ファンなのです)ライターの、馬田草織さんとポルトガル料理店マヌエルの店長の小山祐介さんの対談は、こちら。ここで、ポークビンダルーが、ポルトガル料理の「ヴィーニャ・ダーリョス」が伝わって出来た料理という事を知りました。
同じくメシ通のこちらの記事にも、ポークビンダルーとポルトガルの料理の事が出て来る。こちらの記事によると、こう書いてある。
「元々は「カルネデヴィーニャダリョシュ」という、ポルトガル料理で、豚肉にビネガーや香味野菜を漬込んで作る料理で、ポークビンダルーは、ここにスパイスを入れて作られているのだとか」
やっぱり、ポルトガルから伝わった、酢で漬けた肉の煮こみ料理に、インド風にスパイスが入ってカレーになったんですねー。
日本語のwikiが出来てました。
ポルトガル語のwikiも。
英語wiki
carne de vinha d'alhosのポルトガル語wikiも有った。
carne de vinha d'alhosの英語wiki
carne de vinha d'alhosのレシピ。Madeira島のNataという場所でlの作り方、との注釈が。なぜか、オレンジのスライスが載ってます。これもジャガイモが載ってますが(ポルトガル人はジャガイモが大好き)、画像で検索すると、なぜかジャガイモ添えでサーブするスタイルが多かった。
こちらも、マデイラ島のレシピ。切った豚肉を、酢、ワイン、ニンニク、塩、胡椒、刻んだローリエの葉などでマリネして2~3日おいて、揚げるfritarと書いてあるけど(wikiにもラードで肉を揚げるとの解説が)、出来上がりの写真を見た感じでは、油で「炒める」って感じな気がします(fritarは、炒めるとか、揚げ焼きする、みたいな意味に使われる事もありますが…)。他でもそう書いてあるけど、揚げたポテトを添えたり、揚げたポテトと一緒にパンに挟むのがオススメ、みたいに書いてあります。今のポークビンダルーやフィリピンのアドボとは、見た感じは距離のある料理ですが、やはり肉をマリネするのが、基本みたいですね。
こちらの動画で、carne de vinha d'alhosの作り方の説明が。これは、見た感じ、ポークビンダルーのスパイス抜きって感じ(ポルトガル語)。
carne de vinha d'alhos
クリスチアノの佐藤さんが、ポークビンダルーと、それを販売する新店について語るインタビューも発見。
お、クリスチアノの佐藤さんのポークビンダルーのレシピが載ってましたよ。
カルディ―のポークビンダルーのレトルトを温めて載せただけ。酸味はあるけど、割と普通のインド風カレーでした。スパイシーで、割と辛さは強めです。お店でポークビンダルーを食べた事がないので、何ともいえないけど、割とオーソドックスなカレーに近い感じ。
食べた商品のパッケージはこちら。結構前に買ったけど、今も売ってるのかな?。
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