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簡単レシピ 


by outra_praia

金柑ジャムと、金柑の甘煮、金柑のお砂糖マリネ

 金柑で、千切りしてジャムと、輪切りで甘煮、それから、砂糖をまぶして冷やしただけの、金柑マリネの3つ。どれも、それぞれ特徴があって、良いですよ。マリネはそのまま食べて、お茶うけっぽい感じで、手軽で美味しい。輪切りの甘煮は、トーストに載せても、お菓子に添えても。種を取ってるので、丸ごと甘煮よりも、食べやすいのが良い。
 甘煮は乾かして、オランジェット風を作る予定~。ジャムは、キビ砂糖で作ったので茶色で、それは良いけど、煮詰めすぎたせいか、ちょっと飴状になったかも?。出来たてを食べたら、何とも良いお味で美味しかったけど、冷蔵したら、瓶の中で固くなるかな?、というのが、ちょっと心配。飴まではないですが、飴に近い、濃度が濃いシロップって感じ。
 叔母の家の金柑で作成。今回は、かなり量が多くて、900gほど金柑があった。年末に300gと300gと2回甘煮を作ったので、1Kgちょっとあります。今まで、タッパーで甘煮を保存してたけど、熱々の内にガラス瓶に入れて保存した方が、同じ冷蔵保存でも長持ちする気がするので、その方法に、最近きりかえました。最初の、金柑の甘煮のレシピには、煮たら、鍋の蓋をしたまま置いておくと、良い感じに煮えると書いてましたが…。後で、あっちのブログも訂正しておこう。最近、ガラス瓶の良さを再認識している所です。塩気の強い物を入れると、ガラス瓶に匂いが移る事もあるけど(醤油漬けとか、ニンニク漬けとか)、ガラス瓶は匂いや色が染みにくいのも良いし、タッパーよりも保存が長持ちするので(煮て沸騰したての熱々のまま入れれるので(そういうジャム瓶用のガラス瓶なら、ですよ)、熱で殺菌効果が少しあるのかしら…?)、重宝してます。東洋佐々木ガラスの250ml瓶と、明治屋ジャムの150ml位の瓶、あと、養蜂用品店で買える、小さな120ml用くらいの銀色蓋付き、ミニガラス瓶(小さいけど、お洒落で、しかも1個60円!と安い)を、よく使ってます。ネットで買えば、安く買える気もするけど、近所で手軽に買える方が、良いんですよねー。ネット店で検索してみたけど、Amazonでも、そんなに安くないんですねー、ガラス瓶。使ってるメーカーの物は。しかし、最近、ガラス瓶も20円くらい値上りしたので、驚いたし、困り中。ガラス瓶って、安いのが良いので。250mlは110円位だったのに、今では130円越えに。びっくり。

 何度も作った慣れたレシピだけど、最近、疲れてたので、半分に切った後で、うっかり少量だけど、砂糖をまぶしてしまい、その後、金柑を薄切りにするのを、すっかり忘れて、砂糖をまぶした金柑を切る羽目に…(笑)。半分に切った後で、近所にちょっと外出したので、保存の為に砂糖まぶそう…と思ったんですが。やっぱ、疲れてると駄目ですねー。よく作るレシピでも、手順を間違えてしまうので。
輪切りにスライスした金柑は、去年も少し作って、ブログには載せなかったけど、乾燥させて、金柑のオランジェット風にしたので、それを今回も作ってみようと思います。
 どこかでレシピを見た、切った金柑を、砂糖をまぶして漬けただけの、マリネも、簡単ながら試してみた。煮ないけど、砂糖の甘さが大体金柑に浸みて、甘酸っぱい金柑の味が生きて、そのまま食べても、お湯とかで割ったり、炭酸に入れたり飲み物に使っても良さそう。よく分からないけど、好みのフレッシュハーブ(ローズマリーとか)を入れても良さそうだな。ローズマリーをお菓子に使った事がないので、あれですが…。ミントの葉で試したけど、香りが薄くて、よく分からなかった(笑)。彩り的には、金柑&フレッシュミントの葉はきれい。
 写真は、前にも書いたけど、床の上に置いて窓際で撮ってたんだけど、折り畳みテーブルに載せて撮ったら、太陽に近くなって、撮りやすいかと、折り畳みテーブルに関心が出たけど、よく考えたら、プラスチックのスタッキング出来る道具箱が、ちょうど良い大きさで、2つ、3つと積み重ねて窓際に置けば、テーブル代わりになるので、折り畳みテーブル要らないな、の結論に至りました…。道具箱を重ねた上で料理写真を撮ると、撮りやすい事に、今さらだけど気づいたり(笑)。もっと早く気付けば良かった。でも、上に細長い、高さのあるジャム瓶などは、それでも撮りにくいので、ちょっと失敗~。引き出しチェストの上に置いて撮ればいいんですけど。ジャム等は、あと一工夫要りそうです。


●金柑ジャムの作り方
[材料:250cc瓶で2個分くらい]
金柑     480g
キビ砂糖   200g   金柑の、30~40%くらいの砂糖量にしてます。
水      50~100くらい  ※金柑から出た、水分の量によって、加減してくださいね。

1、金柑は、ヘタを取って、半分に切り、種を取る。
 ※小さな種とかは、半分に切っただけで見つからない時もあるので、薄切りする時にも、種を探して取る。
2、金柑を、さらに5㎜くらいの薄切りにして、千切り状にする。薄切りにした物を、半分に切る感じ。金柑のお尻と頭は、千切りにする。
3、千切りにした金柑にキビ砂糖をまぶして、30分~数時間、おいておく。
4、3と水を、鍋に入れて火にかけて煮る。途中で水分が足りなくなったら、お湯を足す。アクが出たら、取る。
5、20~30分位煮て、金柑の皮が柔らかくなって、水気が飛んで、水分が調度良くなったら、出来上がり。清潔なガラス瓶にすぐ入れて、蓋をして、冷ます。常温保存する時は、密封処理をする。
※普通のジャムと同じように、切った金柑に砂糖をまぶして、数時間おくと、水分が出てくるので、その時は、お湯は出てきた水分の量を見て、入れる水の量を減らしてみて下さい。煮る時に、金柑がしっかり水分の下に浸るだけの、水気が有れば良いです。


●金柑の輪切りの甘煮
金柑   250g
砂糖   80g   ※金柑の色を生かすために、白砂糖を使ってます。
水    煮る前に、金柑がヒタヒタに浸るくらいの量。

 金柑ジャムと同じ作り方で、金柑を種をとって、5㎜幅の輪切りにして、茹でこぼしせずに、ジャムと同じ作り方で、煮る。
 水分を、ジャムより少し多めで、金柑がひたひたに浸るくらいに水を入れて、15~20分ほど煮る。煮汁は煮詰めないで、金柑がヒタヒタに被る程度の煮汁まで煮詰めて、金柑が透き通って、柔らかく煮えたら、出来上がり。清潔なガラス瓶に入れて蓋をして、冷めるまで置いて、冷たくなったら、冷蔵庫で保存する。
 ※丸ごと甘煮の時は、1回茹でこぼすけど、輪切りの場合、茹でこぼししなくても、大丈夫です。


●金柑の砂糖マリネ
金柑    80g  ※あまり日持ちしないので、すぐに食べなければ、一度に多量に作らない方が良い気がします。
キビ砂糖   20~30g

1、金柑は洗って、ヘタを取り、横半分に切って種を取る。幅2㎝位の小さなケーキフォークで取ると取りやすいです。
2、1の金柑を8㎜幅位に千切りにして、ボールの中で、キビ砂糖と和えて、30分くらいおく。
3、清潔なガラス瓶に詰めて(加熱してないので、気になるようなら、瓶と蓋の中を、食品用のアルコール消毒しておくと良いかも。私は、アルコール消毒は、35度以上の焼酎をスプレーに入れて、吹きかけてます)、冷蔵保存する。

※保存は、冷蔵庫で2~3日。はちみつでマリネしてもOK。お茶うけ的に食べたり、お菓子に使ったり、紅茶などの飲み物に入れたり、お菓子に添えたりetc。一緒に、何枚か輪切りもマリネしたけど、煮てないので、金柑の真ん中の芯の所が、固くて、噛みきれないので、千切りの方が向いてると思います。でも、輪切りもカワイイ。




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こちらは、金柑の砂糖マリネ。




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金柑ジャムと、金柑の甘煮、金柑のお砂糖マリネ_f0364715_10464182.jpg

背の高いジャム瓶は、写真に撮りにくいなぁ。きれいに撮れなかったので、
後日、撮りなおしたいもんです。



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しっかり漬かった、金柑のお砂糖マリネ。冷蔵してても、微妙に味が変って来るので、早めに食べた方が良さそう。
でも、3日目くらいになると味が浸みてきますねー。金柑から出たシロップが美味しいので、捨てないでね。






by outra_praia | 2020-01-19 11:50 | 保存食 | Comments(0)