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簡単レシピ 


by outra_praia

キューバ風鶏炊き込みご飯 アロス・コン・ポジョ Arroz con Pollo @グリルパンで

 中南米料理が1つしか無かったので、キューバ料理のコレを。中南米、南米各国にある料理で、ブラジルにも似た料理がある。グリルパンの使い勝手が良くて、火加減もちょうど良く、良い感じに炊けた。ペルー版では、黒ビールを水分の半量くらいに使うそうです。へー。 
 トマトペースト入れると、自分でレシピを決めた後で、そう言えば、先日作った、砂肝のトマトソース煮、Moelasのトマトソースの残りがあるじゃないですか!、何という偶然!、とMoelasのトマトソースを、昨日はBifanaに使い、今日は、Arros com polloに使い、思い切り使い回しました。今回のイベロアメリカーノ風の味のポイントは、トマトソースにも使った、パプリカパウダーを効かせる事。煮込み料理とかにこれを使うと、コクが出る気がする。
 あと、最近よく月桂樹の葉を使ってたので、無くなってたので買わないといけなかったけど、袋の中を見たら、割れた葉の破片があったので、それを使いました…(笑)。
 これを作ろうと思ったのが、キューバ料理に関心があったのもあるけど、グリルパンでピラフ的なご飯を炊いてみたかったんでした。パエリアは何度も作ったので、こちらに。でも、どういう違いがあるか、よく分かりません…。自己流に適当に作ったし。ただ、こっちは玉ねぎや人参などをしっかり炒めて、コクを出すのが違うかも?。ジャンバラヤに近い感じです。あそこまでピリ辛にしてないけど。
 度々使ってる、このグリルパンは、しっかり蓋が閉まって、密閉した感じになるので、蒸し焼きというか、ご飯が美味しく炊けた。手羽元も、火にかける時間が長かった割には、ふっくら焼けました。なかなかフライパンでは、上手くご飯が炊けないんだけど。けど、水分多めだったせいか、密閉性が高いからか、なかなか水分が飛ばなくて、25分くらい火をつけてました。
 あと、思ったけど、ポルトガルの鴨ご飯みたいに、食べる時に、オレンジのスライスとか載せても、柑橘系の酸味とか加わって、美味しいような気がする…。レモン果汁添えでも良いけど、何となくオレンジの味を加える感じ。鶏肉とオレンジって合うんですよねー。オレンジジュースが有ったので、一緒に飲んだら、美味しかった。結構、こってり味のピラフなので、酸味があるオレンジの味が合うのかも。このご飯のお供に、ピッタリでした。

せっかくキューバの料理を載せたら、キューバの音楽も紹介しようと、後で思いついた。エキサイトは1ブログに付き、Youtubeが1動画しか貼れないんで、驚きなんですが…(汗)。
 ブラジルにカンドンブレという、アフリカ直系、伝来の音楽があって、大好きなのです。そのカンドンブレがブラジル音楽に大きな影響を与えているんですが、ブラジル以外にも、キューバやハイチなど、アフリカ奴隷が連れてこられた地に、同様の音楽があって、キューバではそれをサンテリアと言います。神様に捧げる宗教音楽です。アフリカの自然宗教は、すごーく沢山の神様がいて、その神様ごとに、捧げる音楽や祈りの祝詞が決まっています。そのアフリカ色、宗教色の濃い音楽、サンテリア系というか、ほぼその直系の音楽を演奏してる、こちらの動画を。たまりません。サンテリアやカンドンブレと同系の米国の音楽が、米国やハイチのVoodooです。アフリカの部族の言葉、ヨルバ語で歌われる事もあって、ポルトガル語以上に、まったく意味が分かりません。この曲では、部分的にヨルバ語が出て来る所もあるけれど(2分40秒~など)、スペイン語でも歌われてます。
 キューバ音楽と言えば、もっとサルサ系とかマンボとか、有名な音楽もあるけど、これになりました(笑)。つーても、キューバ音楽、あんま知識ないです。レクオーナキューバンボーイズとか、イサック・デルガードとか、その程度ですね(昔、民音のライブでキューバのバンドを見に行った記憶が…)。
Adonis & Osain del Monte - Pa'l Monte (Official Audio)




[材料:2人分]
米     1合
水     350㏄
手羽元   4本
人参    1/4本
玉ねぎ(小)  1/4個
枝豆    少々  ※冷凍のサヤを取ってあるもの。本当はグリーンピースだけど、家に無かったので。
パプリカ  1/6個 ※赤パプリカを使用。
オリーブ油 大さじ1

●調味料
トマトペースト(又はケチャップ) 大さじ3 ※手作りケチャップだとより良いです。
クミン    小さじ1/4
パプリカパウダー  小さじ1/2
オレガノ   少々
ローリエ   1枚
酒      大さじ2
ニンニクすりおろし 小さじ1.5    
塩      小さじ1/2     
胡椒     少々

1、手羽元の裏に縦に1本切れ目を入れて、塩胡椒(分量外)しておく。玉ねぎはみじん切りにする。人参は、5㎜厚さに切って、1㎝角に切る。米は洗って水けを切っておく(30分以上前に)。パプリカは、1㎝角に切る。
2、鍋にオリーブ油小さじ1を入れて、手羽元を、表面に焼き目が付くまで、こんがり焼いて、皿に取る(中まで火が通らなくてOK)。
3、同じ鍋に、オリーブ油小さじ1を入れて、ニンニクすりおろし、玉ねぎを炒める。玉ねぎがきつね色になったら、トマトペーストを入れて、しばらく炒めたら、人参、人参を入れて炒める。米を入れて炒め、油が回ったら、手羽元を鍋に戻し、残りの●調味料と水を入れて、蓋をして沸騰させる、中火で3分くらい加熱して沸騰させる。
 ※米の8㎜上くらいの所に、水面がくるくらいの量。最初は、250cc前後入れて煮込むと良い。水気が少なくなったら、途中で、残りの水を足していく。
 ※米に水を加えてからは、あまりかき混ぜないように、ご注意を。ご飯に粘り気が出て、べチャッと炊き上がります。
4、とろ火の弱火にして、20~25分前後煮る(途中で水が足りなくなったら、水を足す)。
 ぴったり密封できる蓋をして、水分がなくなるまでとろ火で煮ます。湯気が出なくなったら、焦げてるので、味見をして、芯が残ってなくて、火が通っていれば火を止めて蒸らす。芯が残ってたら、水を足して、火が通るまで煮る。
5、沸騰して15分経ったら、少し食べてみて、芯が残ってなかったら、枝豆を上に散らして、火を止めて(煮たりなかったら、水を少し足して、もう少し煮る)、蓋をしたまま、15分程度蒸らして、出来上がり。



キューバ風鶏炊き込みご飯 アロス・コン・ポジョ Arroz con Pollo @グリルパンで_f0364715_16074939.jpg


by outra_praia | 2021-06-13 16:17 | ご飯系 | Comments(0)